• Hisano Bell

コスタリカ体験記 その④ ー 男性客の感想


アレナル火山

私が抱いていたコスタリカ国のイメージは、私の住む福岡県と同じ位の人口(約500万人)で、気候が一年中23度から25度位【日中】で暮らしやすく、自然がいっぱいで国土の四分の一が国立公園だという事だった。友人や身近な人達に聞いても、殆どの人が場所も分からないし、知っている人でも蝶々や昆虫の種類が多いという程度。

ピーコックが羽を開いてくれた!

まず、サンホセ空港である。これで、国際空港なのかと疑いたくなる程、小規模な空港だった。しかし、一番驚いたのは、空港の職員の対応が非常に親切だった事である。叔母を車椅子で押してくれるのは当然で、外に出てからも、迎えの車がきていない事が分かると、貸別荘まで携帯で電話をしてくれた。日本では考えられない事だった。            


次に目についたのが、走行している自動車の殆どが日本車だった事。トヨタ、日産、ホンダ、三菱、スズキ、そして、ヒュンダイやキア等の韓国車ばかりが走行していて、車だけ見ると何か日本にいるようだったが、外の景色を見ると外国だ。そのギャップが面白かった。 コスタリカ人の体格は日本人とさほどかわらない。車道の路幅もあまり広くない。しかし、車道にセンターラインがない道路も多くて、危なっかしいなーと思った。

サルセロ中央公園と教会

また、この国は、どの市街地でも必ずと言っていいほど教会と中央公園がセットになっている。教会も様々なデザインや色のものがあり、我々の目を楽しませてくれる。また、公園では老若男女が集まって、コミュニケーションをとっていた。この国が平和なのも、こういった事が貢献しているからだと思う。植物園に行って驚いたのが、鳥や植物の色がすごく鮮やかだという事。特に、赤黄緑等の原色が綺麗だった。亜熱帯地方だからか、本当に目を楽しませてくれた。


La Pazでみた花

今回の旅の圧巻は、やはり五つ星のタバコン温泉・ホテルだった。何が凄いかというと、やはり、温泉の設計とその湯量である。水着を着用して入湯すると、広大なジャングルみたいな場所に、川あり、滝ありでこれが全て温泉からできているのだ。皆それぞれ自分の好きな場所で楽しんでいる。流れる川や滝の温泉の周辺全体が多くの熱帯植物や花を上手に利用した庭園からなり、プール、寝椅子やテーブルなどのある休息所、バー、スパ、レストランなど、老若男女が楽しめる場所が多くあった。

タバコン温泉

湯温も高温からぬるま湯まで色々な温度の温泉があり、全体的には適温である。温まった後、休息場所にある背もたれベッドに寝そべると、本当に現実を忘れてしまいそうだった。

タバコン温泉の滝

この温泉のスゴサは、自然が人工的に設計されているにもかかわらず、それが人工的に見えない事である。サスガである。こういった企画、設計、そして技術は賞賛に値する。人間にとって何が楽しいのか、何が気持ちが良いのか、どうしたらリラックスできるのかを熟知しているかのようである。


次は、コーヒーの話し。産地だけあって本当にウマい!自分はもともとコーヒー好きではなかったのだが、ここで大ファンになってしまった。まず、香りが良い。味はほんのりとした苦味があるが、しつこくない。どちらかと言えば、あっさりとして飲みやすい。速く日本に帰って、皆に飲ませたいと思った程だった。帰国後、飲んでもらったら、みな口を揃えて「ウマい!」と喜んでくれた。


スイカで作ったパイナップル

この国は自然を活かし、自然を売り物にした観光国である。観光収入も毎年増えていて、その比重が大きいと聞いた。山並や自然の風景は「中米のスイス」と比喩されているように本当に美しい。しかし、この国も30年ほど前までは、自然破壊寸前だったという。その当時の政府が方針転換を図り、自然を活かした国作りを進めていったそうだ。それが、まんまとハマッタという。

日本政府も、コスタリカ政府をお手本として、自然を活かした国作りを参考にするべきではないか。原発に頼るようでは、世界で唯一の被爆国である日本の役目が無くなる。

この旅を終えて、我々夫婦も「定年退職後にはコスタリカに住んで余生を過ごしたいなぁー」と本気で考えさせられた旅だった。


この投稿は2015年1月15日に日本人男性のお客様が「喜々姫コスタリカ冒険記」に(その4)として投稿してくれたものの改定版です。

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