• Hisano Bell

コスタリカの大和なでしこ!


母と娘、蘭の庭園にて

8月15日はコスタリカの「母の日」。この日は祝日で学校も会社もお休み。


以下に2012年のコスタリカの国民の祝祭日をあげてみます。

1月1日: 元旦

4月6日: 復活祭

4月11日: ファン・サンタマリアの日

5月1日: 労働者の日7月25日: グアナカステ合併記念日

8月2日: コスタリカのパトロン聖母ロサンゼルスの饗宴

8月15日: 母の日

9月15日: 独立記念日

12月25日:クリスマス


日本や米国では「母の日」は祝日になっていないが、コスタリカでは「母の日」は国民の祝日になっているいる。ところが、この国に来てから4年半の間「父の日」という言葉を聞いたことがないので、取引先レンタカー会社のソリス氏に聞いたところ、父の日は6月の第3日曜日だという。だが、祝祭日ではない。母親の方が大切にされているということなのだろうか。。。男性諸君、真の意味で、女性の地位が日本とは違いますね。。。

一般的にラテン系の国では、男尊女卑的な意味の「マチスモ」という習慣があり、多くの人達がそれを当たり前のように受け入れています。たとえば、私の家でお手伝いをしてくれているテラの家では、夫は女の仕事である料理、掃除、洗濯はいっさいしないという。テラは朝5時起き、子供や夫の朝食やお弁当を作り、同時に毎朝、家の中と、外にある大きなパティオの掃除をし、その後シャワーを浴び、バシッとお化粧をし、綺麗な洋服に着替えて、朝7時45分のバスで自分の仕事に向かう。

普段の仕事着のラテ

夫は自営大工なので、仕事が無い時も多時にはあるけれど、そういう時は家にいても、テラがどんなに忙しくても、体の調子が悪くても、彼は女の仕事を手伝うことはしない。家の修理などの大掛かりな男の仕事はする。でも、テラも配管の修理や重たいものを運んだりするのは、平気でこなす位の力持ちなのです。


家計について聞くと、生活の必需品は夫が出すということらしい。毎日の食料品(主食の米、豆、多少の肉と野菜、コーヒー、砂糖など)や水道・電気代、ケーブルTV料金は彼の責任。でも、自分が欲しい洋服や化粧品、子供が学校で必要な費用など、生活にあまり関係のないものや自分の携帯電話料金は自分で支払わなければならない。子供達が小さかった頃もそういう身の回り用品のお金が欲しかったけれど、子供の面倒を見るのは女の仕事なので、外で仕事はしなかったらしい。 

笑顔の美しいラテ!!!

私達がここに移住し、すぐ近所なので、彼女をお手伝いさんとして雇ったことで、彼女は自分のお金を手にするようになった。私が最初に気づいたのは、彼女の洋服がガラッと変わったことだ。仕事中は通常のショーツとTシャツだが、外出時はバシッとお化粧をし、ぴちぴちの洋服とパンツをはき、彼女の体重におされて今にも折れるのではないかと思うくらい細く高いかかとのハイヒールを履き、バスに乗って嬉しそうに町に向かう。そういう彼女は美しい。


今44歳だが、すでに6歳と4歳の孫娘がいる。今は2ケ所で合計フルタイムでお手伝いの仕事をしながら、彼女は自分の家の家事もすべてこなし、孫の面倒を見れる時は見て、15歳の末息子の学校関連の会合にも必ず参加し、20人いる兄弟・姉妹や夫側の親戚づきあいもしっかりとこなしている。


どんなに忙しくても、どのような状況に置かれても、彼女は明るく、心から積極的に人助けをし、中でも私が一番関心するのは、決して夫を非難したり、彼の小言を言ったりしないことだ。夫と意見が違っても決して反対するような口は聞かないという。以下のようなテラのあり方を目の当りにし、自分自身を振り返ると、彼女から学ぶことがいかに多いことか。

*夫にさからわない。*夫を立てる。*いつも綺麗な格好をし、ぴちぴちの洋服をきている(この国の女性はみなぴちぴちの洋服をきている)。*夫と一緒にいるために、時間の許す限りいろいろな所へついて行く。*家事と子供の面倒は自分の仕事。夫には頼まない、期待しない。*夫側そして自分側の家族に尽くす。 *夫の小言をいわない。 *夫には愛らしい振る舞いを!

日本の「良き古き時代の女性」もこうだったのだろうか?頭では分かるが、実際にこれを実行するとなると、逆立ちをしても私には難しい。読者の皆さん、こういうあり方、どう思いますか?皆さん(または配偶者である皆さんの妻)は上記のようなあり方を実行していますか?

これは、2012年の8月15日にブロガー「喜々姫コスタリカ冒険記」の改定版です。

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