• Hisano Bell

コスタリカで日本人経営のおいしいレストラン

日本を立ってから温泉に行くことになるまでの期間、私のカルチャーショックは大変でした。もう今となっては思い出せない位の不満と悲しみにかられたものです。とにかく、何からかにまで全て違うのですから。食事については、前のブログで少しだけ触れました。その時に写真を入れませんでしたので、ここにコスタリカの代表的な定食の写真を載せておきます。 何処の町に行ってもソーダと呼ばれる小さな食堂・レストランがあります。ソーダではアルコールがおいてないそうです。それが、レストランとの違いだそうです。ソーダ(soda)などと言うので、最初は炭酸水のソーダのことかと思った位でした。

典型的な朝ごはんのガヨピント

日本だとレストランなどと言うと、きちっとしたドアの中にこぎれいなテーブルや椅子があってと想像しますが、このアテナスにあるソーダやレストランは「何?これが食べ物屋なの?」とビックリするような建物なのです。チョット町から離れているところは、殆どがトタン葺きの屋根の下にテーブルと椅子があり、回りにあるべき壁、ドア、窓などがないのです。町の中では建物が混雑しているので、壁はあるのですが、入り口はドア無しです。殆どがそんな感じのところで、中も薄暗く、日中は殆ど電気を付けず、自然光に頼ります。でも、戸や壁などがないので、確かに風通しはいいです。これは、エコ生活の知恵ですかね。


特殊レストランに行かない限り、殆どが家族または女性がやっているソーダが多く、その殆どがコスタリカ風の料理です。米と塩辛く煮た豆。サラダ、トウモロコシ粉と小麦粉で作った丸いトルティア(パンの一種)、バナナに似たプランティーンを料理したもの、それに魚、肉、鶏肉などからその一つを選び、軽くいためたものがついてきます。

カサド(魚付き)

こられが一緒になった定食をカサドと呼んでいます。直訳すると「結婚」という意味らしいです。結婚したら、こればかり食べるのでしょうかね。殆どの家庭での主食はこのカサドらしいです。米は日本の米とは全く違い、日本でいうなら、中華風のチャーハンのように硬いぼろぼろ御飯を油と塩で味付けして炊くそうです。ここに来るお客様や娘達はその御飯を美味しいというのですが、私は、一、二回試したことがあるのですが、それ以降は見ただけで胸が苦しくなってしまします。


食べ物と言えば、ある素晴らしい日本女性がご主人と一緒にコスタリカ料理のレストランをやっています。コスタリカには20年位住んでおり、スペイン語ぺらぺらで、エレディア市の工業団地が沢山あるラ・オーロラ地区にお店をもっています。私も何度か行きましたが、味は最高です。


最初行った時には、入歯が合わなく噛むことができなかったので、食べることはできないだろうと諦めていました。「何か食べれそうなものがあればお願いします。」と頼んだのですが、何と何と、野菜をつぶしたスープとパンを出してくれ、これがとても日本人好みの味なのです。一緒に行った娘達3人も美味しいと言って喜んでいました。日本人の思いやりを感じた一瞬でした。あーあ、日本人は違う!


ここのオーナーのますみさん、このお店をする前は、コスタリカでもっとも大きく繁盛している一流ホテルの企業担当セールスをしており、数いるセールス担当員の中で毎年最高の売上をあげた人なのです。実際にお会いしてみると、とてもスタイルとセンスのよいお方。そして、そのご主人(クリスチャン)たるや、これまたハンサムで、優しそうで、スペイン国で料理を鍛えられたプロのコックさんなのです。

日本人経営オイシイとうレストランの前で

レストランの名前は「オイシイ」といい、スペイン語では“Hoysi Antojeria” と書くのだそうです。スペイン語だとHoyは「今日」という意味、Siは「はい」、Antojeriaは「ああ、、、あれが食べたい!」という、食べ物に対する強い気持ちを表すのだそうです。これら全部をまとめると、「今日、あの美味しいお店にぜひ行こうよ。うん、そうしよう。」ということらしいのです。コスタリカ料理と言ってもとても日本人向きの味ですから、一度、お尋ねし、美男・美女のオーナーさんに頼んで、美味しい美味しいランチをしてみてください。

風にのり 行ってみたいな ふるさとへ

【コスタリカはそよ風が多い。できる事なら、このそよ風に乗って行けるといいなわが故郷。そう思うひと時がある。】

文よんで 別れの写真 抱きしめる

【日本を送別する時、皆で写してくれた写真を見ながら手紙を読む。懐かしい、恋しい思いが沸き起こる。会いたいな、皆に話をいっぱいしてあげるよ。】

伝えてよ 私のこころ 風にのせ

【風の吹くたびに思い出す。私のこころ、この風にのせて聞かせ、伝えたい。】

上記の俳句にあるように、ホームシックで日本が恋しいとか、自分の好きなものが何もないとか、最初の頃は自分でも嫌になる位、本当に悲しかったのですが、ますみさんのような素晴らしい日本女性に出会うと、「チョット待てよ。。。」と考えさせられます。同じ日本人なのに、彼女のように何もないところから始め、こんなに頑張っている女性もいるというのに、何もかも恵まれた環境にいる自分がこんな些細なことで愚痴るとは。。。と思いつつも、やはり最初の頃の私は思いっきり悲しみに浸り、自分ほどかわいそうな老人はいないと信じ込み、娘に八つ当たりしていました。

では、そういうかたくなに閉じていた私の心、かつ最初のカルチャーショックから自分が這い上がれるようなきっかけは何だったのか、どのような出来事が私の心と興味を捕らえ夢中にしてくれたのかについては、次回以降のお楽しみとさせて頂きます。


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